ここ数年 耳にする機会がふえた言葉に

「サブスク型音楽配信サービス」というものがあります。

 

毎月の料金を払うことで音楽が聴き放題というサービスなのですが

お客様から「サブスク配信を店内BGMに使っていいんですか?」という質問も増えてきました。

 

今回は サブスク音楽配信サービスって店内BGMに使えるの?という疑問について

代表的なサービスを調べてみました。(2022年10月7日現在)

 

 

◆Spotify

利用規約に記載されている通り、Spotifyは個人および非営利目的でのみ使用できます。

つまり、バー、レストラン、学校、店舗、サロン、ダンススタジオ、ラジオ局などの事業所で、公にSpotifyを放送または再生することはできません。

Spotifyはプランに関係なく施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。
◆Apple Music

お客様は、個人的、非商用目的での使用に限って本サービスと本コンテンツを利用することができます (以下の App Store コンテンツのセクションに明記されているか、Apple が別途特定したものを除く) 。

- Apple が本サービスまたは本コンテンツをお客様に提供しても、それは何らかの商用目的の、または販売促進の使用権をお客様に譲渡したことになりません。また、著作権所有者が持つ何らかの権利を与えたり、放棄したりするものではありません。

Apple利用規約にあるように、施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。

 

 

 

◆YouTube、YouTube Music

本サービスを個人的、非営利的な用途以外でコンテンツを視聴するために利用すること(たとえば、不特定または多数の人のために、本サービスの動画を上映したり、音楽をストリーミングしたりすることはできません)。

利用規約にあるように、営利目的(施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用)は禁止されています。

 

 

 

 

◆amazon music

3. 権利及び制限

3.1 付与される権利 お客様は、お客様個人の非商用的な娯楽目的に限り、本サービス等を利用することができます。お客様は、第三者のまたはその代理としてコンテンツの保管、移転もしくは配信、自らのコンテンツアプリやサービスの運営、また、本サービス等の一部を再販売するために、本サービス等を利用してはなりません。

アマゾンは、本契約に従うことを条件として、お客様個人の非商用的な娯楽目的に限り、購入音楽、ミュージックサービス音楽および本サービス等を通じてアクセスを提供するその他の音楽コンテンツを使用する非独占的で、譲渡不能な権利をお客様に対し付与します。

上記に規定されている場合を除き、お客様は、購入音楽またはミュージックサービス音楽の再配信、送信、譲渡、売却、放送、賃貸、共有、貸与、別目的での使用、変更、翻案、編集、ラ イセンスまたはその他の移転もしくは使用をしてはなりません。

アマゾンは、お客様に、いかなる音楽コンテンツの同期、公衆送信、公演、宣伝目的での使用、商業的販売、再販売、複製または配信を行う権利も付与しません。

少し長いですが利用規約にあるように、施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。

 

 

◆Google Play Music

4. 権利と制限

コンテンツを使用するためのライセンス。ユーザーは、取引の完了後またはコンテンツに適用された料金の支払い後、本規約と関連するポリシーで明示的に許可される方法のみを使用して、また営利目的以外の個人的な使用に限り、サービスの一部として Google が許可するその他の方法により、ユーザーのデバイスに当該コンテンツのコピーを保存、アクセス、閲覧、利用、表示する非独占的権利を有します。

利用規約にあるように、施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。

 

 

◆AWA


Q 自分のBar、レストラン、お店などでAWAを使ってもいいですか?

A 全てのプランにおいて個人の利用のみ可能となっております。商業的な利用は規約上、現在ご利用いただけません。

第13条(禁止事項)

利用者は、本サービスの利用に際し次の各号の行為を行ってはならないものとします。

  1. 本サービスを通じて提供される全データ、情報、文章、音、映像、イラスト等(以下、併せて「データ等」といいます)について、著作権法で認められた私的利用の範囲を超えて、複製、頒布、譲渡、貸与、公衆送信、又はリバースエンジニアリング等すること。

利用規約 Q&Aにあるように、プランに関わらず施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。

 

 

 

 

◆LINE MUSIC

11 禁止事項

1.8. 営業、宣伝、広告、勧誘、その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。)

利用規約にあるように、プランに関わらず施設・店舗やお店でBGMとして音楽を流す目的での使用は禁止されています。

 

 

 

ざっと有名所を調べてみましたがすべてのサービスで店鋪BGM使用はNGとなっております。

 

以前は一部サービスには明確な記載がなかったのですが、日本国内の著作権法に合わせて利用規約が改定されたようです。

 

 

 

これからの時代は個人経営のお店でも法令遵守が当たり前になっていくと思いますので

著作権利用については、今までより慎重に考える必要があるかと思われます。

 

サブスク音楽配信サービスって店内BGMに使えるの?についての調査結果でした。

 

 

月額690円(税込) 店鋪BGMの「らくネット」

よろしくお願いいたします。

最近やっと日本でも本格的な運用がはじまった定額音楽配信サービス。

AWA,LINE MUSIC,Apple Music,スマホでUSENなど。

いろいろな曲が聴き放題でジャンルも沢山揃っていて 

「これを店舗BGMに使用したら安くて簡単じゃない!」

そう考える人も多いのではないでしょうか?

ちょっと待ってください。


この定額音楽配信サービスは 実は個人向けのサービスなんです。
各サービスの利用規約をみてみましょう。


---------------------------------------------

 
AWA 利用規約から抜粋

第13条(禁止事項)

6. 本サービスを利用して自己または第三者の営利を目的とした活動、およびその準備を目的とした活動(以下「営業活動」といいます)を行うこと。
---------------------------------------------




---------------------------------------------
LINE MUSIC 利用規約から抜粋

7.   サービスの提供

7.3.   お客様は、本サービスで提供されるコンテンツを私的使用目的の範囲に限って使用できるものとし、商用、販売、再販、その他私的使用目的外での使用(複製、 送信、転載、編集、改変、頒布を含みますが、これらに限りません。本項で以下「使用」という場合、同様です。)は一切認められません。

 
11. 禁止事項
お客様は、本サービスの利用に際して、以下に記載することを行なってはなりません。
11.8. 営業、宣伝、広告、勧誘、その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。)、性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない第三者との 出会いや交際を目的とする行為(LINEアカウントのIDの掲載を含みます。)、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービ スが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為。

---------------------------------------------



---------------------------------------------

スマホでUSEN よくある質問から抜粋
店舗等でBGM利用してもよいですか?

申し訳ありませんが、本サービスは個人利用向けサービスとなっており、店舗等でのBGMとしては著作権処理上ご利用いただけません。店舗等でご利用の場合は、引き続き業務用BGMサービスのご案内を行なっております。

---------------------------------------------

Apple Musicには使用に関しての明確な記述が確認できませんが他サービスと同じと考えて良いと思います。


以上のように定額音楽配信サービスは私的利用を超えるとみなされる営利目的には使用できない。
つまり店舗BGMに使用することは利用規約違反である という事ですね。

また最近JASRACの話題が度々持ち上がりますが今後もTPPなどもからんで、日本国内の音楽著作権の取り扱い、しかも主に商用利用については刑事罰も含めた規制強化の流れになっていきそうです。


お店や事業をされているオーナーの皆様は一層の法令遵守が必要となるでしょう。


インターネット有線放送らくネット なら著作権についての問題はありません。

もちろんJASRACとの契約や支払いは一切不要です。

しかも月額は690円(税込)と非常にリーズナブルな料金設定となっています。

店舗BGMのコストダウンをお考えの方は一度ご覧ください。

インターネットとパソコンがあれば簡単な操作でその日からご利用頂けます。

今なら最大2ヶ月無料です。

//////////////////////////

店舗BGMをもっと安く
業界最安値 月額690円
 

月額690円 インターネット有線放送らくネット
Yusen_rogo

http://www.internet-yusen.com



 

今までの記事と少し重複しますが
ケース別に詳しく説明します。

【店内BGM用にパソコンに取り込んだ音楽をかける行為について】

CDをパソコンのiTunes等の音楽ソフトで使用したいとします。
まず、違法か合法かで言うと完全に違法です

たとえJASRACと年間契約をして5000円を支払っていても です。

?何が違法行為なの?

音楽CDをパソコンに取り込む行為は複製にあたります。
この複製権を所有しているのは多くの場合レコード会社や出版社となります。

複製を許可する事は原則ないと思って良いと思います。

許可が出てもものすごい高額です(1曲数十万円〜とか)
それくらい厳しい権利なのです。

「みんなiPodやiTunesに入れて聴いてるじゃん」

そうです。
個人的に楽しむ為の複製は許可してあります。

何度も書きますが店内BGMは営利使用とみなされます。
そしてJASRACに支払うお金は著作権使用料です。
著作権使用料には複製は含まれていません。

ですからお店のパソコンにMP3で沢山のCDを取り込んで再生する行為は
完全に真っ黒な違法行為となります。


中国の海賊版CDやDVDの事を懸念する意見が多いですが、実は知らずに同じような事をしている場合も多いのではないでしょうか?
しかも店舗での使用は業務使用ですのでコンプライアンスは現代の最低条件と言えるでしょう。


【じゃあ どんな場合セーフなの?】

セーフになるケースはCDを直接再生する。
又は店内に読み込んだCDが置いてある場合。
この場合はバックアップと解釈できるので合法と思われます。
CDを家に持って帰ってしまうと違法コピーと同じに扱われます。
もちろんJASRACへの支払いは当然発生します。

同じくレンタルCDなどを取り込んだりコピーする行為も
違法複製となります。
ちなみにMDも駄目ですよ。
カセットテープは大丈夫だったと思います。

基準はデジタルの場合アウト、アナログのカセットテープはOKという事です。

月額690円 インターネット有線放送らくネット
Yusen_rogo

http://www.internet-yusen.com

 

1