2026年度版 著作権を守って音楽を流す3つの方法

2026/09/15

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著作権を守って音楽を流す3つの方法

ここまで読んで、

「では、お店ではどうやって音楽を流せばいいの?」

と思った方も多いのではないでしょうか。

店舗でBGMを流す方法はいくつかありますが、大きく分けると次の3つが考えられます。

  1. 著作権フリー・AI音源を活用する

  2. JASRAC/NexToneなどを通して必要な手続きをする

  3. 店舗向けBGMサービスを利用する

どの方法にもメリットと注意点があります。

大切なのは、「無料だから」「有名なサービスだから」という理由だけで決めるのではなく、店舗で利用できる音源なのか、必要な権利処理ができているのか、そして実際に使いやすいのかまで考えて選ぶことです。

それでは、それぞれの方法を見ていきましょう。




1.著作権フリー・AI音源を活用する

まず一つ目は、商用利用が認められている著作権フリーのBGMやAI生成音楽を利用する方法です。

インターネット上には、店舗や動画などで利用できるBGM素材が数多くあります。

中には無料で利用できる音源もあるため、

「できるだけBGMにお金をかけたくない」

という店舗にとっては魅力的な方法です。

ただし、ここで注意したいのが**「無料=何にでも使える」というわけではない**ことです。

例えば、

  • 商用利用できるのか

  • 店舗BGMとして利用できるのか

  • クレジット表記が必要なのか

  • 加工・編集してもいいのか

  • 再配布は禁止されていないか

など、音源ごとに利用条件が設定されている場合があります。

「フリーBGM」と書いてあるから、そのままお店で流していいとは限りません。

利用前にライセンスを確認することが大切です。

AIで作った音楽なら自由に使える?

最近では、AIを使ってBGMを生成する方法も一般的になってきました。

「自分でAIに作らせた音楽なら著作権を気にしなくてもいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、これも一概には言えません。

AI音楽については、生成した音楽そのものの扱いだけでなく、利用したAIサービスの規約や料金プラン、商用利用の条件などを確認する必要があります。

無料プランでは商用利用が認められていなかったり、有料プランでも利用方法に条件が付いていたりする場合があります。

また、AIを使って生成した音楽だからといって、必ずしもすべての権利関係が問題なく整理されているとは限りません。

そのため、店舗で継続的に使うのであれば、「商用利用可能」と明確に確認できる音源を利用することが重要です。

著作権フリー音源のデメリット

もう一つ考えておきたいのが、BGMを探す手間です。

お店に合う音楽を探して、

「この曲は使えるかな?」

「このサイトのライセンスはどうなっている?」

「この曲をずっと流していて大丈夫かな?」

と一曲ずつ確認するのは、意外と大変です。

さらに、何時間も営業する店舗では、ある程度の曲数が必要になります。

最初は無料音源で揃えても、後から「もっと違う雰囲気の音楽が欲しい」となって、結局BGM探しに時間がかかってしまうこともあります。

費用を抑えられる一方で、音源選びとライセンス確認に手間がかかりやすい方法と考えておくとよいでしょう。




2.JASRAC/NexToneなどを通して必要な手続きをする

二つ目は、JASRACやNexToneなどの著作権管理事業者を通して、自身で必要な手続きを行う方法です。

こちらは、一般的な楽曲を店舗で利用したい場合の選択肢になります。

例えば、

「自分の好きなアーティストの曲を店内で流したい」

「流行している曲もBGMとして使いたい」

という場合には、こうした方法を検討することになります。

ただし、店舗の業種や面積、音楽の利用方法などによって、必要となる手続きや料金が異なる場合があります。

また、著作権の手続きをしたからといって、個人向けのSpotifyやApple Musicを店舗で自由に利用できるようになるわけではありません。

ここは非常に重要です。

音楽そのものの著作権に関する手続きと、SpotifyやApple Musicなど各サービスの利用規約は別の問題だからです。

メリットは「一般の楽曲を利用できる」こと

JASRACやNexToneなどを通して必要な手続きを行うメリットは、一般に流通している楽曲を店舗BGMとして利用できることです。

自分のお店で流したい曲が明確に決まっている場合には、こうした方法が向いている場合があります。

一方で、

「特定の曲を流したいわけではない」

「お店に合った音楽を誰かに選んでもらいたい」

という店舗の場合は、少し話が変わってきます。

手続きをしたうえで、自分で曲を探してプレイリストを作る必要があるからです。




3.店舗向けBGMサービスを利用する

そして三つ目が、店舗向けBGMサービスを利用する方法です。

個人的には、カフェやレストラン、美容室、サロン、ホテルなどで「とにかく簡単にBGMを始めたい」という場合には、この方法がかなり使いやすいと思います。

店舗向けBGMサービスは、最初からお店で音楽を流すことを想定して提供されているサービスです。

そのため、自分で何百曲も探してプレイリストを作る必要がありません。

例えば、

  • カフェ向け

  • 飲食店向け

  • 美容室・サロン向け

  • ホテル向け

  • リラクゼーション向け

  • ジャズ

  • ボサノバ

  • ポップス

  • R&B

  • ピアノ

  • イージーリスニング

など、サービスによってさまざまなチャンネルが用意されています。

お店の雰囲気に合ったチャンネルを選んで再生するだけなので、BGMに詳しくない人でも始めやすいのがメリットです。

「BGM選び」に時間を使わなくていい

店舗経営をしていると、BGM以外にもやることがたくさんあります。

仕入れ、スタッフの管理、メニュー作り、接客、売上管理……。

そんな中で、

「今日のBGMは何にしよう?」

と毎日考えるのは意外と面倒です。

店舗向けBGMサービスなら、専門的に選曲されたチャンネルを利用できるため、BGM選びにかかる時間を大幅に減らせます。

「お店の雰囲気に合う音楽を流したい。でも、音楽選びに時間はかけたくない」

という店舗には、相性のいい方法です。




3つの方法を比較すると?

ここまでの内容を簡単に比較してみましょう。

方法費用BGM選び手軽さ注意点
著作権フリー・AI音源無料~自分で探す商用利用条件の確認が必要
JASRAC/NexTone等利用方法による自分で選ぶ手続き・料金の確認が必要
店舗向けBGMサービス月額制が中心チャンネルから選ぶサービス内容を比較する

こうして見ると、それぞれに向いている店舗が違います。

できるだけ自分でBGMを作り込みたいなら、著作権フリー音源やAI音源。

特定のアーティストや楽曲を使いたいなら、必要な権利処理を行って利用する方法。

手間をかけず、店舗の雰囲気に合ったBGMを流したいなら、店舗向けBGMサービス。

という考え方ができます。


迷ったら「店舗向けBGMサービス」がわかりやすい

特に個人経営のカフェや飲食店、美容室などでは、BGMだけに時間をかけるのはなかなか難しいものです。

「好きな曲を自由に流したい」というより、

「お店の雰囲気に合う音楽が、ずっと自然に流れていてほしい」

というケースのほうが多いのではないでしょうか。

そうであれば、店舗向けBGMサービスを利用するのがシンプルです。

そして、店舗向けBGMサービスを選ぶときは、単純に月額料金だけを見るのではなく、

  • チャンネル数

  • 音楽ジャンル

  • 店舗での利用条件

  • 操作のしやすさ

  • スマートフォンなどで利用できるか

  • 無料トライアルがあるか

  • 月額料金が無理なく続けられるか

などを比較してみるとよいでしょう。


低コストで始めたい店舗には「らくネット」

店舗BGMを導入したいけれど、

「できるだけ固定費は増やしたくない」

という店舗も多いと思います。

そこで候補になるのがらくネットです。

らくネットは店舗向けに提供されているBGMサービスで、カフェや飲食店、美容室、サロン、ホテル、クリニックなど、さまざまな店舗で使いやすいチャンネルが用意されています。

2026年現在、64チャンネル以上から選ぶことができ、店舗の雰囲気に合わせてBGMを探しやすくなっています。

さらに、年払いの場合は月額換算790円(税別)から利用できます。

初期費用も無料で、30日間の無料トライアルも用意されています。

「店舗BGMを始めたいけれど、いきなり高額な契約はちょっと……」

という場合にも試しやすいサービスです。


まとめ

店舗で音楽を流す方法は、一つではありません。

著作権フリー・AI音源を使う方法

JASRACやNexToneなどを通して必要な手続きを行う方法

店舗向けBGMサービスを利用する方法

それぞれにメリットがあります。

ただ、重要なのは「音楽を流せればいい」と考えるのではなく、店舗で利用できる音源なのか、必要な権利処理がされているのかを確認することです。

特に、無料BGMやAI音源は利用条件が音源やサービスごとに異なります。

また、SpotifyやApple Musicなどの個人向けサービスについても、個人契約だからといって店舗では(一部例外を除き)ほぼ商用利用は認められていません。(←使えない)

使っていると著作権管理団体からの損害賠償を求められる可能性があるだけではなくお店の信用にも関わってきます。

「著作権のことがよくわからない」

「BGMを一曲ずつ探すのは面倒」

「できるだけ低コストで店舗BGMを始めたい」

という場合には、最初から店舗利用を想定したBGMサービスを選ぶと、比較的わかりやすく導入できます。

店舗BGMは、照明やインテリアと同じように、お店の雰囲気をつくる大切な要素です。

だからこそ、著作権などのルールを守りながら、料金・選曲・使いやすさのバランスが取れた方法を選ぶことが大切です。

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